「神」の手話
***
■「手話でささげるミサ」
発行:オリエンス宗教研究所
A「神」
●右手・・・指文字「か」
●位置・・・右頭・横
【?】位置は、右顔・横でもいいみたい。
私としては、右頭・上に掲げたい。
***
■「手話・日本語大辞典」
著:竹村茂、発行:廣済堂出版
B「神」
●同意語・・・「上」、「天」、「神」
●右手・・・指文字「ひ」
●位置⇒動き・・・上に向けた人指し指を、
右肩・横上あたりに置き、
上にあげる。
●意味・・・「上」を指差して表す。
「上」にある「天」を表す。
●手のひらの向きは自然な向きでよい。
この「神」は天上にいると考えられている神を、
さすのに使う。
C(キリスト教の)「神」
●複合手話・・・ⅰ「十字」+ⅱ「上」
●ⅰの同意語・・・「プラス」、「十字」、「十字架」、「足す」
●右手・・・指文字「ひ」
●左手・・・指文字「いち(数)」の裏
●位置・・・真ん中胸・前で、
右手の指文字「ひ」と、
左手の指文字「いち」の裏の、
人差し指同士を重ねて、
「+」の形を作る。
●記号「+」の字形を表す。
また「十字架」を表す。
【?】イラストでは、右手は手のひらが左向き、
左手の手のひらが前方向き
(指文字「いち」の裏)になっているが、
この向きの正確さは、必須なのだろうか?
●ⅱの同意語・・・「上」、「天」、「神」
***
■「新・手話辞典」
著:手話コミュニケーション研究所、
発行:中央法規出版
D「神」
●同意語・・・「神(しん、じん、かん、こう)」、「神様」
●右手・・・指文字「ほ」⇒指文字「ひ」の裏
●位置⇒動き・・・右手指文字「ほ」で、
手のひらを自分に向けて右肩・前に置き、
上にあげながら、指文字「ひ」の裏に変える。
●意味・・・上にあげ、敬う形で、
天にまします神を示す。
***
【?】私としては、
■「新・手話辞典」
著:手話コミュニケーション研究所、
発行:中央法規出版
●同意語・・・「神(しん、じん、かん、こう)」、「神様」
●右手・・・指文字「ほ」⇒指文字「ひ」の裏
●位置⇒動き・・・右手指文字「ほ」で、
手のひらを自分に向けて右肩・前に置き、
上にあげながら、指文字「ひ」の裏に変える。
↑↑↑ の・・・D「神」と、
■「手話でささげるミサ」
発行:オリエンス宗教研究所
●右手・・・指文字「か」
●位置・・・右頭・横
↑↑↑ の、A「神」の複合手話にしようと思う。
***
【?】すなわち、
●複合手話・・・D「神」+A「神」
●Dの同意語・・・「神(しん、じん、かん、こう)」、「神様」
●右手・・・指文字「ほ」⇒指文字「ひ」の裏
●位置⇒動き・・・右手指文字「ほ」で、
手のひらを自分に向けて右肩・前に置き、
上にあげながら、右頭(顔)・横あたりで、
指文字「ひ」の裏に替える。
●Aの手話・・・「神」
●右手・・・指文字「か」
●位置⇒動き・・・Aの指文字「ひ」の裏を、
右頭・横から更に、右頭・上へあげながら、
指文字「か」に替える。
***
【?】左手が空いてるので、
左手で「空」や「宇宙」を、
示してもいいかな?と思う。
■「すぐに使える手話辞典」
著:緒方英秋、発行:ナツメ社
「空」
●同意語・・・「空」、「天気」
●左手(補助的手話なので、
ここでは左にします)・・・指文字「て」
●位置⇒動き・・・指文字「て」の横を、
右肩・前に置き、
顔・前を通り左頭・横まで、
左肘を軸にして、
上に向かって、弧を描く。
最終的には、左頭・横で、
指文字「て」の正向(指先が上向)になる。
「宇宙」
●左手・・・指文字「ひ」
●位置⇒動き・・・指文字「ひ」を、
左頭・横に置き、上空をゆび指し、
人差し指を小さく回転させる。
【?】人差し指だけを回すより、
手首ごと回した方がラクなんだけど、
だめかしら?
●「空」「宇宙」の手話に関しては、
別の手話表現もあるが、
ここでは、日本手話を記した。